中津の家 NonCover

大阪市中津の新しいシェアスペース「中津の家 NonCover」の住人2人が運営しているBlogです(o^^o)日常から思想的なことまでとりあえずは適当に綴っていきます♪

NonCover’s ideology  <善悪の世界から好き嫌いの世界へ>

 

どうもこんにちはー

ここ最近は中津周辺で大きな変化がある時期だなーって思います

この中津の家もそうだけど、中津商店街で近くの気になるスペーススペースっていう設計事務所が大規模な改装工事してたり、ご近所のパプリカさんも内装工事してたりして、空間が変化していくと人の流れも変わったりするので、これからどう変わっていくのか楽しみだなぁと感じております。

 

この変化する中で、やっぱりここはひとつ中津に僕が初めて来た時から感じていた普遍的な思想、中津に来た当初の頃、中津の人達から教わった忘れがちだけど大切にしている思想、それでもっと広がっていってほしい思想を表明しておこうと思います。

 

 

それは

自分の中に在る善、もしくは、あらかじめ決められた善を使って、

悪となるべき他者、もしくは、悪である自分自身を叩きのめす。

そんな「善悪の世界」から脱却しようって考え方です。

 

 

いわゆる普通って概念の下で生きていると、環境がその人に対して善悪を勝手に振りかざしてくるんですよね。

その中で忠実に生きていける人もいるけど、人それぞれ違いはあれど、あまりにもその環境が辛すぎる人もいるし、その環境から逃げても、やっぱり社会的な規範がどこへ行こうが付きまとってくるし、自分の中にある正義感が今の自分を悪とみなして、自分で自身を叩きのめしてしまったりするわけです。

仮に、環境的な悪の立場から脱却できたとしても、また新たに善悪の世界へ行って、今度は自分が正義になろうとして、結局は善悪の世界から脱却できないってことはよくあることなんじゃないかって思います。

極端な善悪の世界では、悪になることは、生きる価値がないってことに等しいわけで、ものすごくハードな環境になってしまうわけです。

 

善悪をはっきりさせるには数字的な指標とか身分のレッテルなどのわかりやすさが必要です。善となる数値に近ければ近いほど優秀で生きている価値が高いってことになるんですが、その背景でどんなことが起こっていようが、圧倒的な善の前では全部覆い隠されてしまいます。

善悪のはっきりした世界では、細かいことは全部、善が隠蔽してしまい、悪たちの居場所を奪ってしまいます。

 

 

そんな世界観から完全に脱却するためにはどうすればいいのか、

 

それは、自分の好き嫌いをはっきりさせ、好きを突き詰めて、好きに従って生きていくって考えです。

簡単に言いますが、これがまためちゃくちゃ難しいことでして、理想的ではありますが、僕はこっちの世界が好きですww

 

善悪の世界では、指標となっているのが承認欲求ですが、好き嫌いの世界では指標が自己実現欲求です。

ここで言う承認欲求とは、存在価値を他者から認められたい願望のことです。

そこが欠落していると、存在価値を他で補おうとして、自分の存在しない大きな世界(非現実的な発想)に意識が集中してしまったり、存在できる居場所を勝ち取ろうとして逆に善に向かおうとし、善悪の世界に振り回されてしまうから自己実現は難しい生き方だと思います。

だから、まずは前提的に承認されていることと生きていくための余裕が必要ですね。

善悪の世界に浸かりすぎると、まず生きていく余裕を奪われるので完全に意識的に脱却しないと無理です。

 

なかなかこのあたりの話になると長くなってくるので今回はこれくらいにしておきますね!

そんなに簡単な生き方ではないけれど、NonCoverはそっちを目指してますし、そっちのベクトルに進行中です。

善悪の指標から脱却したいと思っている人、この手の話しに興味のある人は是非お話ししましょう!

んではまた! かどやん。